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HOT REVIEW

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Songs from Lonely Avenue

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企画もののリリースが続いたブライアン・セッツァー・オーケストラ(以下BSO)の
久々の「オリジナル」アルバムが届いた。

08_c01.jpg実に9年ぶりとのこと。
ロカビリーという言葉とブライアンの名前は切っても切れな い関係にあるのは事実だが、BSOに関しては既に別次元の「スウィング・ロック」と いう名称が相応しいのではないだろうか。

ブライアンが奏でるギターは、もちろんストレイ・キャッツ時代から独特のス タイルで、テクニックも素晴らしい。

ただ、1950年代のロカビリーの雰囲気を感じさせるかと言えば少し違和感 がある。要はオリジナルなスタイルなのだ。

本作は映画のサウンド・トラックを彷彿とさせる14曲が収録されているが、正直ロカビリーの臭いは殆どしない。このサイトはあくまでも「ロカビリー」なサイトなので、少し偏ってしまうかもしれないが、本作を言葉で表現するなら「クールなスパイ映画が似合いそうなスウィング・ロックのサウンド・トラック」だろう。もちろんブライアンのギターは炸裂しているし、要所要所にはロカビ リー特有のスラップ・ベースも登場する。
しかしながらメロディーはもちろん、分厚いホーンセクションによってロカビ リーからスウィング・ロックへ進化しているのだ。


ブライアン・セッツァー・オーケストラBSOとして活動している以上、ロカビリーに執着する必要も無いし、恐らくブライアンも考えていないと思う。しかしどこかロカビリー・ファンの心をくすぐるテイストを感じるのはストレイ・キャッツ.ソロ活動、現在もロカビリー・プ ロジェクトを並行しているブライアンのマジックなんだろう。

ロカビリー=ブライアン・セッツァー的なイメージが強い我が国だが、このア ルバムを聴いて考えて欲しい。

彼は間違いなく進化している。

ロカビリーに固執している自分が言うのもなんだけれど、彼程キチンと消化 して発展・進化しているアーチストはいない。
ブライアンはロカビリーをルーツに持つスーパー・アーチストなのだ。


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